【自 己 紹 介】

2015年10月に94歳で母が亡くなりました。思い起こせば約8年間家庭内で亡くなる2か月前まで見ておりました。私は、京都の真ん中で商家に生まれ、伝統産業の京鹿の子絞りの職人の家庭に、3人兄弟の長男として生まれました。長女が生後すぐになくなり、次女の姉との、2人兄弟として育ちました。

 

思い起こせば、祖父は交通事故で76歳で亡くなり、祖母は72歳で老衰で亡くなりました。亡くなる少し前に、痴呆がでて当時おばさんが家で、下の世話をしておりました。

意外と早く、眠るように畳の上で家族に守られて亡くなった記憶があります。

 

父親は72歳で脳梗塞で亡くなりましたが、救急車で運ばれて、48時間ほどで亡くなりました。

父の死から25年の月日がたち、今度は母の番で80歳台になっても、元気であちこち出掛けて精力的に活動しておりました。

 

そんな、元気だった母親にも、介護が必要になり、亡くなるまでの8年間いろんな思い出が沢山残りました。

 

そんな中、介護の最中に久しくさせて頂いている、友人Aさんにも愚痴をこぼす事も度々ありました、そんな友人が先日、お葬式も終わり一段落してほっとしている私を見てわたしに言うには、「貴方の経験は今のネット社会の中で、きっと同じ悩みを持った方が沢山いて、その体験を参考に聞きたい方が多くいると思うので、是非ホームページを作りその体験の公開をして欲しい」との意見を頂きました。

 

1個人の経験で多くの皆さんに参考になる事は、少ないかと思いますが元気だった母親が寝たきりで寝返りも出来なくなって行く過程を経験した中、数々の出来事を今思いつくまま、書いてみたいと思います。

 

 

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